UTMF2016が終わりました!
まさかの展開というか、
おそらく一生忘れないレースになったんではないかと思いますが、
正直な気持ちとともにブログに記しておこうと思います。
前日受け付けを済ませた事もあり、
余裕をもって会場入り。。時間もあるので喫茶店でお茶してました。
装備品の最終確認も終わり、あとはスタートするだけ。
気持ちを徐々に高めていっておりました。
スタート30分前にゲートに並んだところで、
スタート時間の2時間延長が発表!
スタート会場のある河口湖周辺では、小雨だったものの、富士宮市では大雨警報が発令されていて、このままではレースが中止になるおそれがあるということでした。
仕方がないので一度仕切り直し。
気持ちをスタートに合わせていたため、若干糸が切れつつも、
ラーメンで落ち着かせるw しょうがないしw
スタート予定時間30分前の14:30。
再びゲートに整列。
今から開会式があるということなのでステージの方をみる。
そして、下記の衝撃的な発表。
<開会式の動画>
思わず、ええ〜〜〜〜〜って声がでてしまいました。
この時点で今年のUTMFは終わりました。
これ、49km走る意味ってあるのかな?って
どうすればいいのか、正直分からなくなりました。
頭の中が真っ白・・・
日本語での発表だったので、
日本人ランナーの動揺が気になったのか、前にいた外国人の方が自分に「どうした?」って話しかけてきました。
片言英語でしたが、
「どうやら49kmで終わりになるみたい」ということを伝えると
何ともいえない表情に。。。
いや、
俺もどうしたらいいのか分かんない。
でも、なんかスタートするみたいだし、、
とりあえず走るか・・・
そんな感じで、15時にスタート。
UTMF2016START pic.twitter.com/MDoe4ITebY
— しょーとかっと@大町アルプスマラソン (@shortcut3) 2016年9月25日
後ろからスタートしてるので、しょっぱなから渋滞。
でも、正直、もうどうでもいいか。。。
そんな感じで特に不満もなく待ちます。
最初のトレイルパートも渋滞。。。
最初のピーク。
ここから徐々にペースを上げていきます。
なんだかんだ走ってるうちに速く走りたくなるんですよねww
![f:id:shortcut3:20160923170812j:plain f:id:shortcut3:20160923170812j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shortcut3/20160923/20160923170812.jpg)
W1エイド到着。
水の補給だけしてすぐ出発。
ここからしばらくロードだったので、ペースをさらにあげます。
途中で三浦雄一郎さんがいたので、思わずハイタッチしちゃいましたw
![f:id:shortcut3:20160923174810j:plain f:id:shortcut3:20160923174810j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shortcut3/20160923/20160923174810.jpg)
A1エイド到着。
ここでは豚汁をごちそうになり、すぐ出発。
雨が激しくなってきました!
![f:id:shortcut3:20160923200043j:plain f:id:shortcut3:20160923200043j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shortcut3/20160923/20160923200043.jpg)
A2エイド到着。
人が溢れてます。
そして、雨が強くなり、リタイアする人もチラホラとみられるようになってきました。
![f:id:shortcut3:20160923213628j:plain f:id:shortcut3:20160923213628j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shortcut3/20160923/20160923213628.jpg)
そしてA3エイドにてゴール。
なんの感慨もありません。ただゴールしただけです。
ここまでくる時も何で走ってるのかずっと考えてました。
悔しいです。
本当に悔しいです。
えっ、これで終わり?
ゴールからスタート地点まで戻るバスの中で、
このレースに参加するまでの準備なんかを思い返してしまい、
涙が止まりませんでした。
というより、1回考え始めると今でも泣きたくなります。
こんな形で今年最大の目標にしていたUTMF2016が終わりました。
100マイルを走る権利すらもらえませんでした。
自分の限界をためすことさせてもらえませんでした。
こんなに悔しいことは、今までの人生であっただろうか…
念のため、言っておきますが、
大会運営について批判するつもりはありません。
実際のところ、
夜からの豪雨は明らかに1000人規模でのレースを行うにはリスクが高いと感じました。
判断は間違っていなかったと思います。
それに、
結果的にですが、少しでも走らせてくれてありがとうと言いたいです。
ボランティアの方々にもこんな悪天候の中、本当にありがとうとお伝えしたいです。
結局、自然が相手です。
天気はどうしようもないです。受け入れるしかありません。
それは理解してます。
ただ、、今はとにかく悔しい気持ちでいっぱいです。
これだけは、どうしても抑えることのできない感情です。
この悔しい思いをバネに次を頑張る!
みたいな綺麗な言葉で締めたいところですが、
そうそう感情はお利口になってくれませんww
すげー、悔しいんだよ!馬鹿野郎!!!
![f:id:shortcut3:20160925214149j:plain f:id:shortcut3:20160925214149j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shortcut3/20160925/20160925214149.jpg)
完走したのでフェニッシャーベストもらいました。
でも、俺にこれを着る資格はあるんですかね??
コメント
堂々と胸をはって着用されるべきだと思います。各トレイルで、「え!あの伝説のUTMFに出場されてたんですね!」と声かけられますよ、きっと。