奥むさし駅伝2019年チーム総括
さて2019年の奥むさし駅伝が終わりました。
飯能ヤマノススメ連合として、2チームが出場。
結果は、
飯能ヤマノススメ連合A:2:35:28 (繰り上げ)
飯能ヤマノススメ連合B:2:35:11 (繰り上げ)
両チームともに制限時間オーバーで襷を繋げることはできませんでしたが、
それぞれの参加選手が自分のベストを尽くしました。
自分が参加者募集ツイートをしたのが、2018年9月。
同じ発起人であるだいひさんと事前に話をしていましたが、
今回は、
【自分から立候補してくれた人】
ヤマノススメチームとして奥むさし駅伝を走りたい!!
という強い気持ちを持った人を選手にしたい。という想いがありました。
(もちろんヤマノススメファンという前提があります。)
実際のところ、
立候補者だけで駅伝に参加できる人数(2チームならは発起人を除き最低8名)が集まるのか?という不安はありました。
奥むさし駅伝はかなり競技性が高い大会です。
襷を繋げてゴールするには平均3’45/km以内で全コースを走る必要があります。
そのためファンランなので気軽にどうぞ~♪とは言えず、
(すでにこのタイムをクリアする走力を持っている人は別として)
当然タイムアップするための練習を自発的に目指してくれる人が対象となりました。
結果としては、2チーム構成できる人数の方が立候補してくださり、
本気で自発的にトレーニングに取り組んでくれました!
チーム内での競争意識も生まれ、かなりいいチームになったこと本当に感謝しています。
自分自身にも言えることですが、
この経験は駅伝だけではなく、個々人の次に繋がるものだと思っています。
活かしていきましょう!
両チームの監督を務めて頂いたアライ先生、つったらさん。
立ち上げ段階から当日まで本当に色々と尽力頂き感謝しかありません。
結果でお返しできなかった事は申し訳なく悔しい限りです。。。
また試走会から当日のサポートまでスタッフとして色々な方々にも協力頂きました。
正直、段取りまで頭が回っておらず、おまかせしたきりになっていて恐縮でした。。
大きなトラブルなくスムースに動けたもの皆様のおかげです。
本当にありがとうございました!
街頭やSNSにて応援していただいた方々もありがとうございました。
ヤマノススメというアニメ作品を通して
こういう取り組みができたことは本当に嬉しいですし、
やっぱり繋がりって良いなぁと改めて感じました。。
いやぁ~、ヤマノススメって本当に最高ですね~!(水野晴郎風)
個人大反省振り返り
そして、ひとり大反省会の始まり
今年は飯能ヤマノススメ連合Aチームの1区として走りました!
1区は去年に続き2度目となります。
結果だけ先にいうと、
本当に申し訳ありませんでした!!!!!
今年のAチーム成績に関してネガティブな要因の99%、自分にあります!!
(※残り1%は往路区間に影響した強い向かい風か。。。)
他区間のランナーがベストを尽くす中、
1番重要な1区にて最悪の結果を出してしまいました。
タイムは、38:33(3’53/km)
去年の自分のタイム(36:42|3’42/km)から2分もタイムを落とし、
襷を繋げる最低ラインのペース(3’45/km)すらもっていくことができませんでした。。
結果が全てです。
そもそも発起人であり、安定した結果が残せるからこその1区担当だと思っています。
そういう意味で、
今回の自分は、発起人&1区ランナー失格、以外はありません。
下記にこういう結果になってしまった要因を書きますが、次に繋げるための自己反省と失敗例として共有するためとなります。(※結果を正当化するためではありませんので念のため。)
今回の結果になった要因はこの3つと考えています。
①故障の悪循環による練習不足
②シューズによる脚へのダメージの把握不足
③10km走に対しての実力不足
①故障の悪循環による練習不足
11月上旬に参加した中国の山岳レースにて、右足親指を負傷(指付け根の骨にひび)しました。
違和感なく走れるようになるまで約1ヶ月半かかり、12月中旬から通常の練習を再開。
駅伝のためというだけでなく、2019年2月の別府大分でPB更新を狙いたいという焦りがあったのは否定できず、故障明けは練習量を徐々にあげていくのがセオリーであるのに急激な走り込み(オーバーユース)により同じ右足にてシンスプリントを起こしてしまいました。
その後は、痛みがひどいときは休む。軽くなったら走ってみる。を繰り返し。。
結果として、練習不足のまま当日を迎えてしまいました。
②シューズによる脚へのダメージ把握不足
ここが盲点だったというか、終わって振り返ってから気づきました。
当たり前なんですが事前に本番の目標タイム・各区間でのペースを去年の実タイムを参考にして設定していました。
これは先週のハーフのタイムから計画しており、かなり現実的な設定だったのですが、
走り始めて2km地点から既に脚が重く、設定ペースにはほぼ遠いペースでしか走ることができませんでした。
また今回の記録ログをみると、平均心拍数が160台となっており、つまり心拍的には余力があるにも関わらず、脚がついてきていない状態となっていました。
なんでこんな事態になっていたのだろう?と振り返ると、思い当たったのがシューズとなります。
実は12月からちょこちょこ、エリート向け(サブ2.5)の某シューズを履いて走っていました。
12月から10kmで数回走っていて、そろそろ慣れたかな?と先週のハーフでも履いていたんですが、、、、
後半思いっきり失速してたんですよね。。そしてそれから数日かなり脚が重かったのを記憶してます。
その疲労を駅伝まで引きずってしまいました。短い距離ならまだしもハーフでパフォーマンスを出すには筋力が足りていないということです。
少なくてもレース1週間前に試す事ではありませんでした。
③10km走に対しての実力不足
そもそも怪我をする以前の時期も含めて、10km(またそれ以下の距離)への対応ができていませんでした。
自分の練習の中心は、フルマラソン(またはそれ以上)の距離を前提としており、10kmのタイムを伸ばすというようなあまりスピードを意識した練習をやってきていません。
10kmベストが34分台とかになっていれば多少、練習不足だったりベストコンディションでないにしても最低ラインのペース(3’45/km)以内では走れているのではないかと思います。
今回のような自己ベストに近い走りをイマイチの状態で目指すというような、ある意味博打みたいな走りをしないためにこの距離でのタイム向上が必須だと感じました。
まとめ&来年への正直な気持ち
今回のように怪我などで状態が悪いときでのプロジェクト進行・自分の調整についての難しさを本当に感じました。。
去年のように順調であれば見えなかった部分が、がんがん見えました。
・発起人の責任はある。
(襷はつなげたい)
・自分、個人目標は達成したい
(フルマラソンPB更新したい。Road to FUKUOKA)
正直なところ、2つの板挟みはしんどかったです。
貴重な経験ができ、
ありがとうございますとも思っています。
ただだからこそ、
現段階で、
来年も自分が出場したい!!
とは言えません。
もちろん、
来年もチームが出場するのであれば、
協力できることは積極的にやるつもりですし、
走力も上げなければ達成できない目標をもっているのでまだまだ速くなります。
なので要因③でも言ったとおり、走力があがれば余裕が生まれるかもしれません。
ただ現段階で今年のようなリスクを無くすには、
自分のレーススケジュールから見直さないといけませんが、
個人目標の優先度を下げたい気持ちは今はありません。
また本当に襷を繋げるチームにするなら、
補欠含めて全員が少なくても5000m18:45(3’45/km)で走れるようにしないといけないと感じました。
アクシデントがあったとしても襷が繋がる形にしないと厳しいです。
それを他のメンバーに求められるのか?
「風が強く吹いている」みたいな流れですがw、そこまで引っ張っていけるのか?
今はその覚悟もないですし、その役割は自分ではない気もしています。
終わったすぐだからこその正直な気持ちを書きました。
来年に関しては白紙です。
ただどちらにせよ。
直近でやるべきことは怪我の完治と走力のアップ。
ここは変わらないので取り組んで行きます。
その中で、自分としてどうしたいのか?を決めていければと考えています!
改めて、
色々と気づきの多かった奥むさし駅伝に感謝です。。。
ありがとうございました!