悼む人 / 天童荒太

悼む人 / 天童荒太
こういう作品は、嫌いじゃない。
色んな意味で普段であれば、手に取ったりはしなかっただろう。
でも、表紙画の不思議な魅力だったり、本テーマに惹かれて購入してみた。
死者を悼み続ける「悼む人」
死を間近に感じる「母親」
愛に苦しみながら殺人を犯してしまった「女性」
父親を憎みながら陰をレポートし続ける「記者」
他、周りの人たち
「悼む人」を中心に「善」と「悪」「生」と「死」、「愛」について考える
絶対的な答えがあるわけじゃないし、必要もないだろう
その時、その本人がどう思えるか、考えるか。
その辺がポイントなんじゃないかな。

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