自分の感覚

本がいっぱいになったので整理していると、中学の時に買ったミスチル本が出てきた。

これは単なるファンブックではなくて、ミスチルの楽曲に対して音楽理論から分析している本で、ミスチルブームの時としては異端な本でしたねー。

で、音楽理論なんて勉強しようと思ってないタブ譜で弾くことすらおぼつかなかった当時の自分としては、まったく理論的なことは理解できないんだけど、ミスチルがいかに普通とは違っていてどんだけ特別なのかということは理解できた。

今読んでみると、、、
なんていうかーー、

この本のポップス音楽理論に関して決め付けが激しいことが分かる。

もちろん、あくまでファンブックなので、コードも3和音中心でテンション的なことは出てきていないのだが、それにしてもなんかダイアトニックコードにおけるコード進行が定型でそれ以外になると異質みたいに簡単に決め付けてるんですよね。
ツーファイブはもちろん基本的なことなんだけど、サブトニックマイナーが特別みたいな解釈はおかしいし、もちろん裏コード使用によるコード進行も特別みたいな。。
ポピュラー音楽理論のだいたい基になっているバークリー理論じゃ、この辺基本的なことだと思うんだけど、、

、、○○が作ったコードとか・・・
いや、もともとジャズなら存在しえるし、洋楽なら多分当たり前に使われてきてると思うし、ティンパンアレーとかバリバリだし。。

もちろん、桜井さんのハーモニー感ていうのは桜井さんしか生み出されないものであって、それは特別だとは思うんだけれども、安易にしかもかなり初歩的なコード理論と比べるのはどうかな~と思いました。
今は特に、、、コーダル・モーダルですしね・・・

なんにせよ、書いてある理解できるってことは、俺もそれなりに成長したんだなーと思えた次第であります。

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